歴史的文化・史跡

[百済寺(ひゃくさいじ)]湖東三山~百済寺~美しい庭園で心の洗濯

百済寺 庭園 東近江 紅葉 池

聖徳太子が愛した寺院は、とっても風情ある趣。

606年に聖徳太子の勅願により開かれた近江最古の仏教寺院である[百済寺]。宣教師 ルイス・フロイスが「地上の天国」と称賛したこちらでは、秋は紅葉、春は立派な桜と雪柳という白くて小さい花が咲き誇り四季折々の景色が楽しめる。[百済寺]の庭園は立派な泉廻遊式でたくさんの鯉が泳ぐ姿は何とも風情がある。ずっしりとした巨石を踏んで池を渡るのだが、紅葉シーズンで観光客が多く足の踏み場が無くなってしまいそうで池に落ちてしまわないかと少し不安になった(笑)。

百済寺 庭園 東近江 紅葉 池

庭園は座りながらゆっくりと眺めることができ、日頃のストレスを忘れ、穏やかな気持ちにさせてくれる。

百済寺 庭園 東近江 紅葉 池 川

水が流れる音を辿るとここにも紅葉が。

目と体と心で感じる自然

百済寺には素敵な石段坂があると聞いていたので向かってみることに。すると、落ち葉で赤く染まった異世界の空気感が漂う坂道が現れ、思わず久石譲を聞きたくなった。落ち葉の床が美しい風情ある石段の坂道を下ると、鮮やかな赤色の橋が現れた。自然の色の中に引き立つ橋の存在感はとても大きいのに落ち着いた雰囲気。橋の近くに立っている神木は、手で触れて生命力を感じたいと思うほど立派。1650年頃建築された百済寺の玄関口にある、赤門から見える新緑は美しく、門の奥には別世界が広がっているような感覚になる。

百済寺 東近江 紅葉 石段

先が見えないほど長い石段坂。

百済寺 東近江 紅葉 橋

人通りも少なく、より一層引き立つ赤い橋。

百済寺 東近江 紅葉 赤門

緑と赤が映える赤門。

百済寺 神木 自然 東近江 紅葉

力強さを感じる神木。

土産店で食べる赤こんにゃくが絶品!

小腹が空いたので、駐車場横にある土産店でひと休み。お店の方に名物を聞いてみると、こちらで手作りされている赤こんにゃくと味噌田楽が名物だそう。もちろん赤いこんにゃくの色と大好きな味噌田楽にそそられ即注文!注文すると、温まったこんにゃくを味噌田楽のお風呂にドボンと浸けてでき上がり。「最初は2本も食べれるかしら」と思っていたのですが、美味しすぎて2本追加で頼んじゃいました(笑)

百済寺 東近江 紅葉 赤こんにゃく

お土産でも買えます♪

百済寺 東近江 紅葉 赤こんにゃく

赤い鉄が入っているので赤くなるそう。

四季を感じ、折々の違う顔を見に来たい

百済寺 庭園 東近江 紅葉 長寿桜

土産店から百済寺に続く道には、長寿桜という桜を発見。春の桜とは違い年を越えて長く咲くのでこの名前なんだとか。この道沿いは、春には雪柳という白くて小さな花がたくさん咲き、石垣には鮮やかな紫色の藤の花がお見えするそう。[百済寺]は、一年を通して豊かな季節の彩りを感じることができるお寺で、一度や二度訪れるだけでは足りないほど魅力のある場所であった。

情報
[百済寺(ひゃくさいじ)]
住所:〒527-0144 滋賀県東近江市百済寺町323
拝観:8時30分~16時30分
アクセス:琵琶湖線「近江八幡駅」から近江鉄道「八日市駅」~愛東北回り線のちょこっとバス「百済寺本坊前」すぐ、または琵琶湖線「能登川駅」から角能線の湖国バス「百済寺本町」~徒歩12分