滋賀に輝くニューリーダー絶品スイーツ

[立命館大学 びわこ・くさつキャンパス]滋賀県の魅力を発信したいという想いから大学生が考えた手土産“シガトー”

シガトー ぎゅっと滋賀 細川 満里奈

関西圏ではどこか地味な印象の滋賀県。草津市で学ぶ学生がそんなイメージを一新するために立ち上がった!その名も立命館大学食マネジメント学部を中心に結成された学生団体“ぎゅっと滋賀”。メンバーのほとんどが滋賀県外出身の学生9人で構成されており、滋賀県の魅力を伝える取り組みを行っているらしい。そんな彼女、彼らが、「自分たちが帰省する際に持って帰る手土産は何か?」と考えた時にすぐにピンとくるものが出てこない…。「滋賀にはまだ知られていないたくさんの魅力があります。地元の食材を使い、老若男女からも愛されるそんな手土産を考えたい」と顧問の教授や地元企業も巻き込み当プロジェクトはスタートを切った!

シガトー パッケージ 手土産

パッケージやデザインも他大学の学生の協力を仰ぎ、“ぎゅっと滋賀”のメンバーでアイデアを出し合いながら考えたそう。

滋賀県の魅力を再認識!自分たちも実際に持って帰れる魅力的な手土産を

“ぎゅっと滋賀”代表の細川さんと副代表の石崎さんに商品化される際の経緯やエピソードを伺った。

立命館大学 びわこ くさつ キャンパス

“ぎゅっと滋賀”の総本山、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで活動を行う。

シガトー ぎゅっと滋賀 細川 満里奈

“ぎゅっと滋賀”代表、奈良県橿原市出身の細川 満里奈さん。

シガトー ぎゅっと滋賀 代表 副代表

“ぎゅっと滋賀”は2018年の夏から活動を開始。メンバーのほとんどが、滋賀県外出身。

シガトー ぎゅっと滋賀 石崎 宏太郎

“ぎゅっと滋賀”副代表、東京都世田谷区出身の石崎 宏太朗さん。

「私たちの学び舎が滋賀県にあり、帰省する際の手土産として買って帰りたいと思うお土産があまりありませんでした。滋賀県には、丁字麩や赤こんにゃくという特産品がありますが、学生がお土産として友人などに渡すものというイメージはあまりありません。団体のメンバーもお土産として京都駅で“八つ橋”を買っていることが多いことに気づき、自分たちで自分たちが持ち帰りやすい滋賀の魅力のつまった製品を作ろうと思いました」。

シガトー ぎゅっと滋賀 ミーティング

メンバーの考えや意見を共有するために何度もミーティングを重ねた。

シガトー 打ち合わせ資料

実際に使用した資料からは、議論を交わした苦労が伺える。

シガトー サンプル

試作品を作成し、企業の方と意見交換しながら実際の商品に。

「“ぎゅっと滋賀”のメンバー9人は、全員が県外の学生で構成されています。滋賀のことをよく知らない人も多かったので、何か話題になるものを作ってみたいと思った事がきっかけです。」

コンテスト開催から商品化まで、みんなで力を合わせて

自分たちの手で「滋賀県らしい手土産を!」とメンバーの士気はあがった。普段“ぎゅっと滋賀”をフォローしていただいている教授がコンテストに平和堂さんを参画してくださり、プロジェクトはスタート。コンテスト開催におけるHPをオープンさせ、告知、PRのチラシを作成。近隣のお店など学生自らが交渉し設置してもらったり、ネット上の公募サイトに掲載したり、自分たちの母校の小学校にまでチラシを郵送したりしながら、様々なアイデアを募った。

滋賀ぎゅっとおみやげコンテスト 授与式

「滋賀ぎゅっとおみやげコンテスト」の授与式に関わったメンバー。

「2020年11月に開催した「滋賀ぎゅっとおみやげコンテスト」の入賞作品を元に、平和堂様、伊藤忠食品様を始めとする企業の方々にご協力いただき、度々の会議を重ね、パッケージやPOPまで、私たちの意見を取り入れてもらいながら商品を完成させることができました」と代表の細川さんは語る。副代表の石崎さんによると、「企業の方と協議を重ね、機械生産の可能な形に変化させ製造を行いました。その後開発に協力してもらった平和堂さんでこのシガトーを扱ってもらい、その他の店舗などに関してはメンバーで実際に足を運び販売交渉を行いました。とても大変でしたね」と、当時を思い出しながら語っていただいた。「シガトー」をみんなに知って欲しいという熱意が伝わった。

ほうじ茶+ガトーショコラ=滋賀県発オリジナル手土産

ほうじ茶とガトーショコラ、意外な組み合わせから生まれた「シガトー」。なぜこのような組み合わせが生まれたのですかと尋ねたところ、「滋賀県が日本茶発祥の場所であるとされており、お茶と言えば抹茶が真っ先に頭に浮かぶと思いますが、京の抹茶と差別化を図るためです」と副代表の石崎さんが答えてくれた。「和と洋の組み合わせから考え、さらに発案者のガトーショコラと言う部分と組み合わせました。近年ほうじ茶ラテなど、和と洋の組み合わせの製品が多く、ほうじ茶を用いたガトーショコラがあっても面白いのではないかと思ったからです」と、食べることが好きで、特に甘い物が好き。最近はカフェ巡りにはまっている代表の細川さんの女性らしい視点も生かされたのであろう。

シガトー パッケージ 手土産

ほうじ茶色のパッケージ。

シガトー パッケージ 手土産 ほうじ茶 試食

ほうじ茶の香ばしい香りがお口いっぱいに広がります。

「ほうじ茶とガトーショコラの組み合わせで、ミルクチョコレートではなく、香りと風味を寄り感じていただけるようにホワイトチョコを使用したところにこだわりました。パッケージデザインにも、滋賀県を感じていただけるように、近江富士やほうじ茶の茶葉、琵琶湖などのイラストを入れ、ほうじ茶をアピールするために色をほうじ茶色にしました。店頭に並ぶことで、他の商品と一緒に並んだ際に埋もれることないよう、箱にエンボス加工をかけるなどし、高級感を持たせるようにしました」。

 

地元スーパーで体験したお客様の生の声に感激

細川さん自身が、「シガトー」の取り扱い店舗でもあるフレンドマートでアルバイトをしているらしい。そこで、自分たちが関わってきた商品を実際にレジで販売した時に、「やっと商品になった」と、この上ない喜びを感じた。

「たまたま私がレジに入っているとき時に、“これおいしそうやから買った!”と、言っていただいた。私たちの思いが届く瞬間が生で見られたのがうれしかったです。お土産は、相手の気持ちを想像して選ぶもの。私たちが作った商品が誰かの手に渡って、人と人をつなぎ笑顔が生まれる。そして私たちが考えた商品が広がっていくんだなと。
実際に商品となり発売するまでは、コロナ禍でスムーズにいかないこともたくさんありました。試食やパッケージを配送していただき、手元にある状態で会議ができるように工夫したりと、販売できるまでにたくさんの時間や苦労があったからこそ、より達成感でいっぱいでした。」

細川さん、石崎さん自らPR。「季節限定の販売になる予定ですので、店頭で見かけたら手に取ってみてください」

今回のプロジェクトを通して、滋賀の魅力を再発見したと語るお二人。「滋賀県のことを調べてみて、自然豊かで食べ物も美味しくて、奈良や京都にも負けない歴史がたくさんあります。また、百人一首の聖地でもあり、優しい人がいっぱい居られて、住みやすくて素晴らしい県だと思います。その他にもビワマスやビワコオオナまずをはじめとする琵琶湖の固有種、ふなずしなどの滋賀県独自の食文化があるということも滋賀県の魅力の一つだと思います」

学生たちが考案した滋賀県の手土産“シガトー”。ぜひ、一度購入していただき、お土産に、自分へのご褒美にぜひ味わってほしい。私もおいしくいただきました!

情報
[立命館大学 びわこ・くさつキャンパス]
住所:〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1-1
TEL:077-561-2617(BKC地域連携課)
アクセス:JRにて約20分、「南草津駅」で近江鉄道バス「立命館大学行き」または立命館大学経由「飛島グリーンヒル行き」に乗り換え約20分